今回は、龍福寺の初探訪を無事終え、その帰り道に目にした情景を紹介します。
龍福寺は、県道73号線を北へ向かい右折した後、先のY字路を右の方へ入っていくんですが、龍福寺道の入口付近には菜の花が植えられていました。
県道の交差点の先には小さな溜池があり、池の畔に桜が植えられていました。
この写真を撮ったときには少し陽が陰ってきたので、カラーバランスがイマイチ。
ふと、溜池の奥を眺めると、そこには素晴らしい光景が拡がっていました。
黄色い絨毯を一面に敷き詰めたような菜の花畑です。手前から奥に向かって上り勾配になっていて、低い位置(この写真は全て車中から撮影)からでも全体が良く見渡せます。我が家の近くにも菜の花畑はありますが、平地にあるせいで、背景にビニールハウスやら農家やら余計なものが写り込んで、こんな絵のような風景ではありません。
この風景を眺めていたら、描けもしない風景画を描いてみたくなったり、“
菜の花畑に入り日薄れ 見渡す山の端 霞(カスミ)深し” で始まる 「朧(オボロ)月夜」 を唄ってみたくなりました。昨日は楽しいコーラスの日だったので、無理を言って朧月夜を唄わせてもらいました。これ、譜面がなくてもハモれる私の十八番(オハコ)です。

で10年以上仲良くしてもらっ
ている年上のマダム?がこの
近くにお住まいなので、この
写真を見せながら 「龍福寺
の山門って立派ですね。何で
こんなところに、こんな大きな
山門があるんだろうと思いま
したよ。」 と素直な感想を述
べると、「あれを建て替えたと
きは、ガッポリお布施(寄付
金)を持っていかれて大変だ
ったわよ!
」 と、憤懣やる

かたない表情で語ってくれま
した。元・農家の彼女の家が
龍福寺の檀家かどうかは訊
き洩らしましたが、相当な金
額だったようです。
では、また。