前回の記事では、お寺の名前を間違えていて大変失礼致しました。というか、勘違いしていたのは名前ではなく、お寺そのものです。それにしても、福聚寺と龍福寺を取り違えてよく行けたもんだと思い、当時の状況を思い出してみました。
飯岡みなと公園で見た観光スポットマップには、たぶん福聚寺が書かれていたと思うんですがね~ (もしかして、これが間違いの始まりか?)。福聚寺と龍福寺は同じ県道 265号線沿いにあって、距離も4キロぐらいしか離れていない。公園の地図を見て、「ああ、あの辺だな」 と見当をつけて走っていたら、○○寺入口の看板がチラっと見えて、そっちへ入って行ったら着いたところが福聚寺ならぬ龍福寺だった訳だ。
こうして間違えた場所にたどり着いても、頭の中では正しいと思ってるから救われない。それでも、龍福寺は桜が綺麗だったし、本堂の彫刻など興味深いものもあるので、結果オーライですけどね。
前置きが長くなりましたが、『龍福寺』 の2回目を始めましょう。
3月末日は、当地周辺の桜も満開になることが予想されました。近所の袋公園は桜の名所になっているんで満開の土日は相当な人出が見込まれ、駐車場に車を入れるのも、人混みの中でルナを連れ歩くのも大変です。そこで、別の観光スポットへ行こうと思い龍福寺を訪れた訳ですが、個人的には、ここも充分に桜の名所でした。
本堂の隣にある大日殿(葬祭場?)脇には、見事な枝垂れ桜が2本ありました。
山門とのコントラストも美しく・・・。枝垂れ桜って絵になりますよね。
浦見の滝ならぬ、浦見の枝垂れ桜。桜のシャワーみたいでしょ。
こちらは本堂の東側、観音堂前の桜。枝ぶりが良いですね。
あたかも、灯りを燈したように明るく見えますね。
手水舎の龍。これ、石を彫
ったものなので、柔らかな表
情をしています。
手水舎の脇には小さな池があって、ピンク色の花弁が躍っていました。
愛犬ルナは、花弁の匂い
を嗅いでいます。
とルナに訊いても、何も答え
てくれません。そりゃそうだ、
犬
だもんな~。

― (Ⅲ)に続く ―