足周りの目途がついたので、車体上部に移りました。こちらも懸案事項がいくつかあり、例によってインストは役に立ちません。
イタレリのリングの中にドラか
ら切り出したパーツを載せ、
中心がズレないように注意し
て接着します。ドラとイタのリ
ング間は隙間だらけですが、
砲塔を載せてしまえば全く見
えなくなるので、これを埋める
必要はありません。
次は機銃の取付け。前方
機銃は、車体上下を固定した
後では取付困難になるんで、
この時点でやっておきます。
イタの前方機銃は、大小2
個の半球形の装甲カバーを
介してボディーに取り付け、
可動する仕組みになっていま
す。組立ての最中、内側の小
さいカバーを紛失したので外
側のカバーを直接車体に接
着してみたけど、これじゃあ
ちょっとね
。

で、ドラのキット本来のパ
ーツを使ってみたけど、なに
やら、イヤ~な汗が・・・
。

イタレリのシャーマンって、前
方機銃周辺の形状が決定的
に違ってるんですね。
実車の写真で、この部分
がはっきり写っているものは
なかなか見つかりません。こ
れは保存車輌の写真で、該
当箇所が明瞭に写し出され
ていますが、正面からのショ
ットではイマイチ形が解り難
いですね。
からの写真ですが、機銃手
席上のフード前方に増加装
甲が付けられて いるので、こ
れもイマイチ。
較してみることに。最初はタミ
ヤのM4(初期型)。
わなかったボディーの該当箇
所。やっぱり、イヤ~な汗が
出て来るな~
。

アスカのキットを正面から見ると、複雑な形状を上手く再現していることが解ります。同社は、シャーマンキットの最後発メーカーだけあって流石!と言えますな。
イタレリの前方機銃周辺の車体形状が違う、という事が分かったところで、これを修正しようとすれば大事になるので、結局、今回は見なかったことにしてスルー
。

― (Ⅱ)に続く ―