この冬、何回目かの寒波に日本中が見舞われているようで、2月に入ってからというもの厳しい寒さが続いていますね。この寒さは明日朝がピークのようで、関東地方の中では気候温暖な九十九里沿岸の当地でも、最低気温がマイナスになるようです。そんなこともあってか、このところ模型製作のモチベーションがダウンしっぱなしなので、またも雑談です・・・。
1.ダイアモンドレッカーのその後
1月末日からチョイ当たりを始めたミラーモデルの T969-A レッカーですが、2日がかりでタイヤを組み上げた後、9日経っても未だこんなもん。
「全く何やってんだか!」 って感じですよね。もちろん、9日間、毎日数時間づつ作り続けた結果ではなく、ここまでで5~6時間程度です。でも、それだけの時間を費やしても未だこれだけ、スクラッチじゃあるまいし・・・。
二つ前の記事へのコメントで 「プラ爺」 様が完成させているという情報をいただき、記事(http://blogs.yahoo.co.jp/m4a3e2_ask/35151056.html)をザッと読んでみました。記事の中に 「半世紀に及ぶ模型人生の中でも一番組み難い・・・」 と書いてあり、半信半疑で組み始めたんですが、ホイールとタイヤはともかく、エンジンの組立てに移ったらプラ爺さんの仰ることが良く解りました。あれだけのベテランモデラーがつい泣き言を漏らすような難物が、私ごときに料理できる訳がない。
なにが大変って、先ずは部品の整形。バリこそ少ないものの、ゲートがブッとくて、ともすればゲート先端の三角柱の部分がパーツに食い込んでいて、上手く切り出さないとパーツを壊しちゃう。できるだけゲートの根元の方でランナーから切り離し整形するんですが、プラが滑りやすくて固いときてる。
やっと整形が終わっても、組立中に小パーツが飛ぶ飛ぶ!。
個々のパーツの形も、なんかヘン。2枚上のエンジン右側面の写真、エンジンブロック上部に上下に2本排気管が通っていますが、この断面がほぼ四角形?。更に上の写真、矢印で示した部分に隙間ができてるけど、ここには、左側のパーツの軸が通っているんじゃないの?。でも、こんなのはまだまだ序の口。
パーツの接合はパーツ同士の凹凸を合わせて行うようになってはいるんですが、凹凸の大きさが全く合わず、凸側を削るか凹側を広げなければならない。大きなパーツはまだしも、ちいさなパーツに至っては凸部を削って真鍮線を植えなければならず、大変な二重手間。併せて、接着剤がプラ用も瞬着もなんか効かない。プラ爺さんの記事にはABS用を買ったけどこれも効かず、結局、瞬着を多用して作ったみたいなことが書いてあったけど・・・。もう、こんなんイヤャぁぁ~っ!。
当初、組み難いといっても2か月あれば完成できるんじゃないか、そうすれば35コンの候補にもなるしなんて皮算用していたんです。しかし、2か月で完成させることは難しいだろうし、それ以前にモチベーションが維持できないのは間違いなし。
という訳で、組み上がった車輪と組立途中のエンジンを箱に戻し、蓋をしちゃいました。情けない奴と笑って下され(ウゥゥッ・・・)。
その2に続く。