一昨日の晩はまた寝付けず、昨日はゴミの日だったんでそのまま起きてることに・・・。このところ、昼間は陽射しがあって暖かいんですが、寒暖差が激しくて・・・。で、午前5時に外へ出ると凍るような寒さ。
資源ごみの量が多かったのと寒いのとで車で行くことにしたんですが、窓ガラスには綺麗な雪印マーク(氷の結晶)がいっぱい。ゴミを捨てて一回りして帰って来るぐらいの時間ではヒーターも効かず、しっかり着込んだつもりでも震えがくるし、ハンドルを握る手もかじかんでくる。
そこで、車外温度計で外気温を測ってみると-4℃。ウッソぉぉ~!、そんなに寒いか~?と思って後から天気予報を見ると、気象台の発表は1℃。まあ、車外温度計なんて、それほど正確ではないんでしょうね。
AFVマニアの皆さんには申し訳ありませんが、またも鉄模ネタにワープしてしまいました。今回のお題は、小型タンク機C12です。あっ、その前にちょっと寄り道。
2つ前の鉄模記事で使った画像(←)の一部を超拡大してみました。ここまで拡大するとピンが甘くなりますが、後ろを向いた機関士の表情も解りますし、テンダーの影にやはり後ろ向きの機関助士(丸印)がいるのも良く解ります。後進運転ということで、機関士と共に助士も後方を警戒しているのでしょう。
それにしてもこの画像、40年以上前に自分で現像した大判の写真を床の上に置き、三脚も使わずにデジカメで撮影しただけのもの。果たして、写真の腕が良いのかデジカメの性能が良いのか?。やっぱり後者だよな・・・。
本機は、'04年3月に発売された 「C12-
164・44系客車トラストトレイン茶色4輌セット(A4295)」 に付属するものです。ここで、トラストトレインの説明を・・・。
トラストトレインとは、(公益財団法人)日本ナショナルトラストが市民の募金により買取り、運転しながら保存している産業遺産です。1987年より、㈱大井川鐵道のご協力を得ながらC12形SL及び歴史的価値の高い客車3輌を 「トラストトレイン号」 として、年に数回運転しています。【同法人HPより】
で、歴史的価値が高い客車というのが、この44系客車。
新幹線開業前の特急つばめに使用されていた専用客車で、座席は全部一方向きのクロスシートで転換不可。しかも、最後尾には展望車を連結していました。そこで、終着駅の東京、大阪では、三角線を使って列車ごとひっくり返すという大技が採られていたようです。
トラストトレインの雄姿。当初は往年のぶどう色二号の塗装でしたが、その後、ブルーに変更。
まあ、本当のことをいうと、機関車より客車の方が欲しかったっていうのがオチ・・・。C12がどのぐらい大きいのか確認するため、他の車輌を連結してみました。
機関車の次位のワム(鉄側有蓋車:屋根付き、総鉄製の貨車)は客車とほぼ同じ高さなので、もう絶望的なぐらい大きい。まあ、マイクロエースのモーターは大きく、ギアボックス兼用のダイキャストブロックも腰高なので、本機のように小さい機関車やボイラーの細い機関車は、当然、こうなることを覚悟しなければならない。
貨車を入れ替えて機関車の次位に背の低いものを持ってくれば、少しはごまかせるか?。
客車を牽かせてみた。これは、鋼体化60系客車のオハニ63。
3枚上の実物の写真を見ると、C12の全高の方が客車のそれより少し低いように見えるが、上の写真では逆になっている。キャブ前後妻板の丸窓から中を覘くと、モーターはボイラー上部の延長線上に収まっており、その上は空洞。ならば屋根を下げればとも思うが、そうすると全体のフォルムが崩れ、これまたブーイングの嵐になる。
日本最大のタンク機、E10-2とのツーショット。ウソだろコレ!、遠近感覚がおかしくなりソ!。
E10の全高は3,982㎜、C12は3,900㎜。E10の動輪の方が小さく見えるが、
E10の動輪径は1,250㎜でC12は1,400㎜だから、まあ良いか?。
E10-1とオハニ63とのツーショット。やっぱり、こ~でね~と。E10のことは
いずれ書きますが、この列車は左に進むのが正しいって知ってました?。
オモチャっぽく見えるのは、配管類のモールドが甘いからか?。
ここがヘンだの、あそこがおかしいだの言うんなら買わなきゃいいんだけど、これがなかなかね~。
― (その2)に続く ―