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Channel: 村の模型屋のブログ
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九五式一号水上偵察機(ハセガワ)⑨:デカール貼り → 完成?

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  22日の帳線工作の後、停滞していた九五式水偵ですが、昨日は終日製作に励んだ結果、なんとか完成に至りました。というより、無理矢理完成に持ち込んだというのが本音です。
  昨日の作業は、先ずはデカール貼り。本来、尾翼と胴体の日の丸との間には白い帯が縦に入っているんですが胴体には何の印もなく、デカールを機体に載せてから弄りまわしているうちに破損し、手書きするのも面倒なのでスルー・・・。因みに、この白帯は越境標識といって、戦地に赴いた機体には全て描かれているものだけに痛恨の極み(トホホホホ~)。
  意識が半分ゼロ戦に向いちゃってるもんで、ちょっとヘコみながらも細かいことは気にせずにデカール貼りを終え、プロペラも塗って写真を撮ろうとしたら作業台から転落しかかった。すんでのところで落下は免れたんですが、機体を掴んだ瞬間、帳線が3本ばかりポロポロと・・・。うっわぁぁぁ~、やっちまったぁぁぁ~!。

イメージ 1
泣きそうになりながら修復して撮影したのがこの写真ですが、なんかヘン!。向かって右
側の上翼下、コックピット直前の支柱上部から下翼に向かう帳線の終点が間違ってる!。

  「ウギャァァァ~、またじゃぁぁぁ~!」 と喚きながらも何とか修復したけど、帳線を壊したり直したりを半日やってました。翼間帳線は、多分、左右8本のうち6本が新しくなってます。何度も喚き散らすもんで、作業場でまったりしていた犬も慌てふためいて塒(ねぐら)へ避難・・・。

イメージ 2
こちらは修復後の写真で、1枚上の写真との違いがお解りいただけると思います。

イメージ 3
ドリー(運搬台車)は前後が逆ですが、正規の向きにするとテールヘビーで尻餅をつい
ちゃう。で、フロート後部を載せる台のようなパーツもあって、それを噛ませると機体
がほぼ水平になる。本物もそうなのかも知れないけど、「なんだかな~」って感じ。

イメージ 4
やっぱり、尻尾の白帯が無いと何となく間延びしてカッコ悪いよな~。
昔はマスキングして手書きしたこともあったけど、この歳になるとネ~。

イメージ 5
テーパーのついた胴体にグルっと一巻するんだから直線の帯って訳には
いかないし、胴体は布張りだから凹凸ある。デカールを貼るにしろ手
書きするにしろ、けがき線が入っていると助かるんですけどね・・・。

イメージ 6
エンジンと操縦席周り、手前味噌ですが排気管がカッコいっす。

イメージ 7
偵察席周り、翼の後縁は一度きれいに塗り直したのに帳線のスッタモンダでまたガビガビに・・・。

  と、未だ修正したいところは多々あるんですが、弄くりまわしているうちにまた帳線がポロってことになったら元も子もないんで、無理矢理な感もありますがこれで完成ということに致したく・・・。AFVモデルでもないのに、暖かいご声援や貴重なご意見をお寄せいただいたブロ友の皆さんに感謝致します。ありがとうございました。

  さあ、次はいよいよゼロ戦か ?!。タイガーⅠ並みに緊張するけど、肩の力を抜いて軽~い気持ちでチャレンジしましょっかネ。
では、また。

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