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Channel: 村の模型屋のブログ
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Sherman Mk.Ⅰc Firefly (Late) [タミヤ改] ③ : 足周りの工作(その2)

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  昨日っていうか今朝は、自分の過去ログを読み返していたら5時になってしまい、ゴミ出しもあったんで7時まで寝られませんでした。その後、就寝して11時頃目覚めましたが、一日中グダグダ。
  そういう訳で、ファイアフライⅠcの製作再開は午後7時頃からとなりました。今回は昨日書き漏らしたボギーサスの取付け工程です。

イメージ 1
  タミヤ・M4初期型のシャーシには、このようなボギーサスの取付基部があり、中央のダボ穴と基部の下にある切り欠き(白いプラ板が貼ってあるところ)の2ヶ所でガッチリ固定するようになっています。
  しかし、M4初期型の後期型VVSSに替えてM10の初期型VVSSを使う場合は、多少改造する必要が生じます。








イメージ 5  タミヤ・ニューM10のボギーサス裏側は写真のようになっています。オレンジの矢印で示した縦長の四角いモールドと黄矢印の先のダボでシャーシと接合する構造になっている訳です。
  そこで、オレンジ矢印下の突起のサイズは1.0×3.5㎜程度なので、この突起が挿し込めるような開口部を基部側に設けることにしました。黄矢印の先にあるダボは、取付の際、邪魔になるので切り取っておきます。


イメージ 2  先ず、ダボ穴上下の矢印で示した位置に、ピンバイスで0.5㎜の穴を開けます。穴の位置はアバウトですが、ダボ穴の淵から1㎜弱ぐらいです。











イメージ 3  この穴を1.0㎜のドリルで拡げ、・・・














イメージ 4・・・カッターでダボ穴とつないで、こんな形にします。このとき、切り拡げた部分の上下は5㎜ぐらいになります。
  かなりアバウトな加工ですが、これで基部側の準備は完了。あとは、個々のボギーサスの上下位置と角度、並びに片側3組のボギ
ーサス相互の位置関係に注意を払いつつ、微調整しながらシャーシに固定します。








イメージ 6
で、こんなことになりました。

  ボギーサスの取付けになんとか成功したので、起動輪と誘導輪を仮留めし、ついでにキット付属のベルト式キャタピラもはかせてみました。キャタピラは、結構ダブついているので1コマ詰めた方が良いようです。

  参考までに、昨年7月にタミヤ・M4A3の車体とアカデミー・M36の砲塔を合体して作ったM36B1の足周りをご覧に入れます。

イメージ 7
タミヤ・M4A3のボギーサス。

  ボギー本体は入念な削り合わせに加え、パテ盛りも必要でした。更にこのときも、転輪裏側のモールドが無いのを嫌い、アカデミーのパーツに交換しています。写真中央がボギーサスの裏側です。

イメージ 8
  こちらは、今回使ったM10のもの。さすがにパテ盛りはしませんでしたが、本体の削り合わせは避けて通れません。
  転輪トレッド部中央はヒケの修正のためにパテを使っていますが、上の写真のアカデミ
ー製転輪は削り合わせのみでパテ盛りなし。問題だらけのアカデミー製シャーマンも、このパーツだけは褒められます。
  タミヤのVVSSも、40年経ってやっとここまで進化したってワケだ



イメージ 9
組み上がったM36B1の足周り。誘導輪もアカデミーのパーツに替えています。

イメージ 10
こちらは今回のもの。よく見ると、M10のVVSSの方がアームの角度が開いているのが解りますね。

では、また。

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