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Channel: 村の模型屋のブログ
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祭りのあと(その2):大いなるものとの出会い

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宮沢賢治の 『春と修羅』 ならぬ 『春のルナ』、ナンチャッテ・・・

  公園には子供たちも大勢来ていて、愛犬ルナは小さい子に散々いじくられてました。でも、結構、嬉しそうでしたよ。

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桜じゃないけど、池の畔にたった一株、菜の花が咲いていました。

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花見の帰り途、珍しいものを見つけました。オスの雉(キジ)です。実に美しい姿ですね~

  公園での花見の後、ホームセンターへ行こうと大田園地帯を走っていたら、道路スレスレのところを細長いシルエットの鳥が横切りました。何じゃありゃぁ!、と思って速度を落として眺めていると、件の鳥は田圃の奥の方に着地しました。
  距離にすると、30~40mぐらいでしょうか?。初め、田圃の中で何かを探していましたが、見つからなかったのかトコトコ歩いて農道沿いの畦(あぜ)へ上がり、こっちを向きました。しめたっ!、写真が撮れるぞぉ~っ。
  はやる心を抑えつつ道路脇に停車し、助手席の窓を開けて光学ズームいっぱい(16倍)でパチリ。もう一枚と思いましたが、こちらに気付いたのか、次の瞬間、雉は右に向きをかえて農道の方へ逃げていってしまいました。
  車中からで、かつ、斜めのショットだったので手持ちしかできず、上手く写っているか少々不安でしたが、帰宅してPCで確認すると咄嗟の一枚にしてはまあまあの出来。ブログにアップするため、トリミングして20倍程度にしたのが上の写真です。

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更に超拡大してみたのがコレっ。ここまで伸ばすと、流石にアラが目立ちますけどね~。

  雄の雉を見たのは、東京から移住後の10年間で3回目。でも、写真が撮れたのは初めてです。老眼と乱視の眼でははっきり見えませんでしたが、写真で明瞭に捉えられてもう大感動です  

  先日、NHKの 「ダーウィンが来た」 を見て知ったんですが、雉って日本特有の鳥で国鳥にもなっているんですね。また、雉は地面に巣を作る鳥で、雄が巣に帰るときは巣の場所を知られないように直接は戻らない。一旦、離れた場所に着地して周囲を警戒しながら歩いて戻るような用心深い鳥だ、という話を聞いたことも思い出しました。先程の行動は、そういうことだったんでしょうね。

  余談ついでにもう一つ。我が家に隣接する農家の竹藪の中にも、しばしば雉が巣を作ります。初めて雄の雉を見たのは、移住して3年目ぐらいだったでしょうか?。
  ある日、帰宅して隣家との間の休耕地を見ると、雄の雉がいました。距離は20mあるかなしかで、美しい姿がハッキリ見て取れました。カメラを取りに行こうかとも思いましたが、その間に逃げられるに決まっているので。そのままジッと見つめていました。雉の方も、怪しいオヤジが何をするか解らないのでその場を動けない。
  そんな睨み合いがどのくらい続いたでしょうか。こちらが先に根負けして家に入るそぶりを見せると、安心したのか雉も帰宅したようでした。なっ、俺ん家ってワイルドだろぉ~(古っ!)

では、また。


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