基本塗装の3回目は、いよいよ迷彩色の塗装に入ります。パターンの参考にしたのは、2月20日の記事に載せたこの写真。
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『㈱ガリレオ出版刊、グランド・パワー 2008年1月号、特集 : M4シャーマン (2) 』 から転載
本車の写真はこれ1枚で、車体右側のパターンがどうなっているのかが解らず、マーキングもよく解らない。しかし、「解らない」 ということはどう塗っても良い?ということで、アバウトシャーマンビルダー?にとっては、大変なごちそうです
。

ところで、最近、庭の物置から発掘したグランドパワー誌(1996年12月号)のシャーマン特集にも同じ写真が掲載されているんですが、塗装の解説が微妙に異なっていることに気が付きました。
同誌'96年12月号では『・・・迷彩はサンドとダークアースが用いられているようで、サンドの部分にはダークグリーンによる細かいスポット明細が施され、・・・』 と記載されているのに対し、'08年1月号では『・・・ シチリア戦時には、他連隊でもよく見られるようなサンドにダークグリーンの雲形迷彩だった同連隊も、さらにチャコール色の斑点を追加した独特のパターンを使うようになっていた。』 とされています。つまり、地色のサンドは同じですが、太い帯状迷彩の方がダークアースか?ダークグリーンか?、また、斑点迷彩の方がダークグリーンか?チャコール(グレー)か?という二通りの解釈があるようです。
こんなときは、一般的に新しい方を正解とするのが常ですが、アバウトモデラ―としてはそんなことはどうでもよくて、インスピレーションでいっちゃいます。サンドとダークグリーンの組み合わせは、他にも北アフリカ戦線のイギリス軍シャーマンにありそうなんで、この作品はサンドとダークアースの方をチョイス。ただし、ダークアースでは汚なすぎるのでハンブロール№186 Brownを使います。
前置きが長くなりましたが、サンド地の車体に Brownを1回、ドライブラシで載せてみたのがコレ。
この色の組み合わせは、'96年、ユーロミリテールに出品したM4A1と同様で、懐かしの砂漠明細です。
迷彩パターンの書き込みは、相変わらず難しっス。
これで、コンピューターがダウンしていた7日(火)までの作業をやっとブログアップできました
。

では、また。