昨日も相変わらず暑かったですが当地の気温は29℃止まりで、かろうじて真夏日一歩手前。湿度も高かったんですが、朝からエアコンをかけてM3リーの下塗りを開始。2回の塗装を終え、今は全身こげ茶色になって乾燥待ち。
猛暑の中、酷電通勤の皆様には大変申し訳ないんですが、昨日はのんびりと塗料の乾燥を待ちながら、早くもアメリカ戦車コン第3弾の検討をしておりました。で、あれやこれやと想いを巡らせていたところ、昨年の5月末に発掘したレジンパーツを使ってみようと思い立ちました。
シャーマンの前面及び両側面に載せるサンドバッグアーマーのレジンパーツ。
このパーツ、何も書いていないビニール袋に入っていて、いつ、どこで入手したのかも記憶にありません。しかし、パーツ形状からA3車体用と思われ、'90年代半ば、ハセガワブランドで販売されていたドラゴンの初代イージーエイトのバリエーションキット↓に同梱されていたものに違いありません。
上の写真は、ネット検索していて見つけたものですが、懐かしいですね~。この頃はハセガワがドラゴンの総代理店で、ハセガワ・ドラゴンなんて呼ばれてましたっけ。パッケージにもドラの前にハセガワのロゴが・・・。
イタレリから提供されたVVSSの車体下部を大加工してHVSSサスを取り付けるというトンデモ車体の方は引っ越しの際に捨ててしまい、いつか作りやすいイージーエイトが出たら使おうと考えてサンドバッグのパーツだけを残 しておいたものでしょう。その後、作りやすいイージーエイトがタミヤからリリースされたんですから、それをベースに上の写真のサンドバッグシャーマンをお手軽にこさえようということに。
ここで、一つの疑問が湧き上がりました。それは、サンドバッグアーマーは車体前面と側面だけで砲塔側面にはないのか?ってこと。早速、ネット検索してみると、こんな写真がありました。
やっぱり、砲塔側面にも付けてるんだよね~。ただ、車体にしか付けていない写真も多々あるようなので、こちらの方がレアケースなのかも知れませんけどね。
こちらは、レジェンドのパーツ。スッゴいですね~。でも、あのレジェンド製だからね~?・・・。
まあ、これほど迫力のある仕上がりにはならないと思いますが、タミヤのイージーエイトにドラのオマケパーツのサンドバッグで・・・、という方向に一度は傾きかかったんですワ。ところが、またも気持を揺さぶられる出来事が勃発。
2002年3月発行の 『アーマーモデリング・エクストラ』 の中にこんな写真を見つけました。これは、大戦末期にM4A3の車体とM36の砲塔を組み合わせ、急場しのぎに作り上げたM36B1駆逐戦車です。海外モデラーの手になるものだそうですが、どこのキットを使ったのかは説明がありません。
M36B1は、一昨年、一部リニューアルされたキットがアカデミーからリリースされていますが、2002年当時、旧版が既にあったんですかね?。上の写真からも、デフカバーと前面装甲板が直線的に繋がっておらず、装甲板の傾斜が立ち過ぎていることからアカデミー旧版の可能性は大ですけどね。
私も、アカデミーの旧版がリリースされる遥か昔、タミヤ旧版のM4A3とM36の首をすげ替えて改造したことがあったんで懐かしいです。確か中学生の頃だったと記憶してるので、45年ぐらい前のことだと思います。
懐かしさも手伝って、以前購入したコレにサンドバッグのパーツを付けてやろうかなんて思惑が頭をもたげてきました。ただ、このキット、砲塔は新金型でリニューアルされていて良さげなんですが、車体の方は元のまま。じっと眺めていると、なんか嫌ぁ~な汗が背中を伝う(笑)という代物です。
で、車体の方はコレを使います。このキットもかなりのオールドタイマーですが、アカデミー車体よりはストレスなく組めること間違いなし。
という訳で、仲間内のアメリカ戦車コン第3弾は、多分、タミヤ・アカデミー2個イチのM36B1に決まり!。この選択が吉と出るか凶と出るかは、またまた神のみぞ知る。
では、また。