日曜日のドブ浚いの疲れが出たせいで月曜日は開店休業状態でしたが、火曜日からはM3の製作を再開しています。とはいえ、アカデミー+ドラゴンの2個イチモデリングのため、サクサクという訳にも行きません。
左右のフェンダー前端部はアカデミーのパーツを利用するため、ドラゴンのシャーシの一部を予め切り取っておきます。
ドラゴンのシャーシ左側にアカデミーのパーツ(B2)を取り付けましたが、シャーシの切り欠きが大きすぎて、後からプラ板を挟んで調整しています。この辺は、ほとんど現物合わせの作業になるのでこういうスッタモンダが起こりがちです。
右側もアカデミーのパーツ(B3)が載る部分を目検討で切り欠いていますが、ここは車体上部との兼ね合いがあるので、B3は車体上部側に接着することにしました。
その後、アカデミーの車体上部を箱組みしてドラゴンのシャーシ上に仮置きしてみましたが、この段階では 「こんなんで合体できるんじゃろか?」 という具合です。
それでも、ここまで来たらもう後戻りはできないので、あっちこっち削りまくってなんとか合体させたんですが、なんか車高が高いような・・・。
上の画像はネットから拾ったM3リーの側面イラストですが、これと2枚上のキット写真とを比較してみると、なんとなくキットの車体上部が縦に長いような気がして、画像からザッと比率を割り出してみることに・・・。その結果、車体下部(転輪下端からフェンダー下面)と上部(フェンダー下面から車体天面)の比率はイラストが0.75に対してキットが0.81で、車体上部の長さと高さの比率はイラストが0.15に対してキットが0.16と大差なし。ということは、車体下部の縮尺が間違っているということか?・・・。
まあ、これは上のイラストが正しいとすればの話ですし、これを修正する気はさらさらないので、これ以上首を突っ込むのは止めにします。
前から見るとこんな感じで、75㎜榴弾砲の砲郭部分が左にヒン曲がっているように見えます。
これは、砲郭とそれを載せた右フェンダー部と車体との間に隙間ができてしまったためと思われます。これを修正するべく、隙間に0.5㎜厚のスペーサーを挟んでみました。
黄色の矢印で示したのが0.5×1.0㎜の帯材です。その先の車体上部前端とドラゴンのデフカバーとの間も大きく食い違っており、赤矢印の面にプラ板を積み重ねる必要があります。
車体後端は、ドラゴンのシャーシを削ってなんとか合わせた格好です。アカデミーの車体の箱組は合わせ難く、ご覧のとおり食い違いや隙間が見られます。この先、パテ盛り・削正の作業が続きそうです。
では、また。