昨日は無性にエビチリが食べたくなりまして、銚子のイオンに行くことに・・・。国道126号の飯岡バイパスを抜けて東総台地の上に出ると、手の届きそうなところを灰色の千切れ雲が次から次へと流れていきます。大型台風の接近で天候が急変しているものと思い、食後はそそくさと元来た道を戻りましたが、ちょっと寄り道して時々写真を撮りに訪れている刑部岬の展望台へ・・・。
車を降りて展望台へ行こうとしたとき、ものすごい風が吹いてきて風に向かっては進めず、横方向に行こうとすると足がもつれる始末。太平洋に向かって切り立った崖の方を見ると、白い霧のようなものが凄まじい速さで立ち昇っていて、それが3階建ての展望台の屋根を越えていきます。これは普通の霧ではなく、吹きあげられた海水でしょうね。
吹きっさらしの階段を上るのは危険と考えてエレベーターの前まで行くと、無情にも 「休止」 の表示が。やむなく階段で3階の展望台まで行きましたが、海水の飛沫まじりの突風が吹きすさび、ろくに目も開けられないありさま。今日は忘れずにカメラを持ってきたので、海岸の方に向けてシャッターを切ると、ピピッという警告音とともに、ファインダー内に 「カードがありません」 の文字が…。あっちゃぁ~っ、またヤッちまったぜぇぇ~っ!。
というような与太話はおいといて、Ⅲ突B型の製作記に移ります。
月曜日、車体前部の自称防寒カバーと戦闘室との強引な摺り合わせが終わり、次は下周りの工作です。サスアームの取付けは数年前に既に終わっていたので、起動輪、誘導輪、転輪を組み立て、車体下部と共にハンブロール№98 Chocolate で下塗りし、転輪のゴム部は№67 Tank Grey で塗り分けておきます。
タミヤのこのキット、サスアーム可動というギミック付きで、ご覧のとおり第1及び第6軸にはバネが仕組まれています。また、第2~第5軸はフリーになっていて、各軸を抑えるためのパーツが内部にセットされます。
しかし、この抑えパーツはちゃんと機能せず、バネがかかっていないサスアームはスポスポ抜けてしまいます。しかも、内部側面と床の部分は本物と異なり、全然ウソになっちまう。
このキットには、内部に 75㎜ StuK 37 L/24 の砲尾とその砲架がセットされていますが、それを見せようとハッチを全開にすると、たぶんウソッコの部分も見えるんじゃないかな?。まあ、メーカーとしてはサスペンション可動がウリなんでしょうけど、あまり意味もないんで、結局、全て固定しちまいました。
次は、いよいよキャタピラです。キットにはベルト式の塗れるキャタピラが付属していますが、箱の中にはなし。最初から、インジェクションでいく気で捨てちまったんですワ。
で、キャタピラは、カステンの連結可動式SK-18(Ⅲ/Ⅳ号戦車 中期型Type A(380㎜幅))をチョイス。因みに、Ⅲ突Bのキャタピラは幅 360㎜の初期型、380㎜の中期型、400㎜の後期型と全てのサイズから選択できるようです。
まだ片側だけですが、昨日の晩飯後から組み始めて今朝まで、足かけ8時間もかかりました。若い頃ならいざ知らず、還暦目前の現在では、ゆっくり休み休みやらないと翌日が怖い(笑)。手先も眼もすっかり怪しくなったオジンモデラーにとっては、恐ろしく厄介な代物ですな。
病院通いにならないよう、可動式は早々に諦めてブロックごとに接着しながら組んでいくことに。起動輪から誘導輪にかけての上行部は、起動輪頂部~上部第1転輪、第1~第2、第2~第3、第3~誘導輪頂部、と弛みを成形しながら組んでいきましたが、第1~第2転輪間はあまり垂れ下がりを付けられず痛恨の極み。
上の写真は連結ピンが未接着で、この後、表側は全コマ、裏側は見えるところだけ、それでも合計130本程度のピンを接着しなければならず、その時間も含めると片側10時間というところですか?。あ~メンドくしゃぁ~💀。
台風11号本体の雲がかかってきたのか、先程から雨が降り始めました。関東では木曜、金曜が大荒れ、全国的には日曜ぐらいまで影響が残るようですので、皆様ご注意ください。
では、また。