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Channel: 村の模型屋のブログ
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また、玉崎神社(その2)

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 さて、お次は向拝中央上部に陣取る大本命の親子龍。今回は別の角度からの写真です。因みに、向拝(こうはい)とは、社殿や仏堂の正面に本屋から張り出して庇を設けた部分で、参拝者が礼拝する所を指します。

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今回は、子龍を探してみたんです。左側の尻尾の方は親のそれに絡むように
さな尻尾が見えますが、裏側をよく見ても頭がどこにもありせん。そういえば、
どなたかのブログに頭が失われているという記述があったように思います。

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子を失った親の苦悩を表すかのような厳しい表情にも見えます。
よく見ると、この彫像にも所々朱が残っているのが解ります。

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足の爪の先のような細かいところにも力が入り切った、正に 「傑作」 と呼ぶに相応しいものです。

イメージ 4
親子龍左右の飛龍ですが、前回の記事では全体像になっていませんでした。この写真で柱と梁が
組み合わさっている部分の左下に尻尾の先があるのがお解りいただけると思いますが、これ
全景です。結構、芸が細かいんですワ。飛龍というだけあって羽も生えているようです。

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こちらは、左側の全景。

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なんとも素晴らしい造形で、思わず言葉を失います。

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アップにしてみると、向かって右の目玉には色が残っているようです。
見れば見るほど興味が湧いてきて、また訪れたくなります。

 最後は、境内で拾った諸々の情景をランダムに…。

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本殿裏に残る石塁(石垣)。案内板には 「十七世紀中期の築造と推定され、飯岡石(凝
砂岩)で造成されている。この石は海中より産出されたたもので、飯岡の寄石
といって明神様のご利益によるものと考えられていた。」 と記載されています。

では、また。





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