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Channel: 村の模型屋のブログ
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M3A1スカウトカー初期型(ホビーボス) ⓪ : 序章

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  零観の塗装が暗礁に乗り上げて、完全にモチベダウン。早晩、「完成できない病」 に陥りそうなのでここは一つ心機一転、陸ものへの浮気 と相成りました。次のお相手はこちら。

イメージ 1
ホビーボスのM3A1スカウトカー初期型です。以下の画像は特記がない限り、HOBBY SHOP
M's PLUSのサイト(http://www.ms-plus.com/47119)から無断転載しました。悪しからず。

イメージ 2
上の画像が 「初期型」 ならば後期型もあって、それがこちら。

  パッケージのみでは初期型と後期型の違いがよく解らなかったんですが、初期型のパッケージに描かれているブローニング7.7㎜ 機関銃が水冷式から空冷式に変わったのと、ジェリカンラックなど一部装備品に変更があっただけのようです。何故、次回作がこれなのかと言えば・・・、

イメージ 8
言うまでもなく、タミヤのこれが来月初旬に発売予定だからに他なりません。

  タミヤが満を持しての新製品、出来が悪い訳がない。最初に出てくるのは写真のソ連軍仕様だけみたいなのでパスしますが、近い将来、アメリカ軍仕様も追加されるはず。そうしたら、「すかさず予約ポチして、ブツが届いたらアフターでフィギュアパーツをお取り寄せして」 と、年甲斐もなくワクワク気分です

  M3A1スカウトカーのキットといえば、長らくイタレリとズベズダ2社のものが市場にありましたよね。

イメージ 3
懐かしいイタレリのパッケージですが、箱の中身は旧・MAX模型のもの。

イメージ 4
それで、こちらが旧・MAX模型のパッケージ。これ、1970年代初頭のものです。懐かしっすね~。
[Vintage Plamo Chronicle(https://vintageplamo.blog.so-net.ne.jp/2010-04-12-4)から無断転載]

イメージ 5
時は流れて、旧・MAXの金型はイタレリからズベズダへと流れて行きました。

イメージ 7   ホビーボスのキットの箱を開け
 たら、こんなパーツが出てきた。
 なんじゃこりゃぁ?
   調べてみると、コレに付いて
 た幌パーツであることが判明。





                                          これもズベズダのキットなんです
イメージ 6
 が、バリエーション展開のため、ズ
 ベズダがオリジナルで幌パーツを
 追加したもの。
   昔、どこかで箱なしの袋キトを
 入手したんだけど、長年にわたる
 金型使い回しが祟って各パーツの
 間は薄い膜で繋がっている始末。
 要するに、羽根つき餃子みたいな
 状態になってた。それで、ホビ
 ーボスの新製品が出た途端に
 イ。でも、後から追加した幌パー
 だけはギリギリ及第点だったんで
 残しておいたって訳じゃ。                                         

  最後に、HOBBY SHOP M's PLUSのサイト(http://www.ms-plus.com/47119)から抜粋して、実写の解説とキットレビューなどを・・・。面倒な方はスルーして下され。

☆ 「M3A1 スカウトカー」 は、第2次世界大戦前の1939年に登場した偵察用の装甲兵員輸送車で、
 装輪式の足周りを持ち、アメリカ陸軍の機械化の基礎を作った車両です。
☆ その装甲車体は、後の「M2」、「M3」ハーフトラックシリーズのデザインの基礎となりました。
☆ 同車は1944年までに2万両以上が生産、当初はアメリカ陸軍に配備されましたが、不整地踏破
 能力の高い「M2」、「M3」ハーフトラックシリーズが大量に生産され始めると、イギリス連邦軍や自
 由フランス軍、ソ連軍に大量に供与され、連合軍将兵の足となり活躍しています。
☆ シャーシのメインフレームはフェンダーと一体成型されており、これに板バネ式サスペンション、デ
 ファレンシャル、ドライブシャフトなどを取り付ける構成となっています。
 ・ 車体前部の超壕用のローラーは可動式です。
 ・ タイヤはホイール部分とゴムの部分とが別パーツで、ゴムの部分はプラパーツにより実車のトレッ
   ドパターンが再現されています。
☆ エンジン部分も再現され、エンジン本体、冷却ファン、ミッション部などが細かく表現されていま
 す。
☆ ボディは各装甲板を貼り合わせる箱組み方式となっています。
 ・ 各装甲板は、表面上のリベットやフックが表現され、裏側のリベットなどのディテールが施されて
  います。
 ・ 車体側面のジェリカンラックが再現され、ラックと固定ベルトはエッチングパーツで再現されていま
  す。
☆ フロントグリルのシャッターは1枚ずつが別パーツとなっており、開閉状態が可動式です。
☆ 前照灯のガードはプラパーツが用意されています。
☆ 車体内部は、操縦席部分や後部の兵員室を含め細かく表現しています。
 ・ 操縦席には各種レバー、ペダル類を再現。
 ・ メーターパネルは彫刻されたモールドの他に、計器を再現したデカールも用意されています。
 ・ 操縦手席、助手席は4分割、兵員用の座席は3分割式となっています。
 ・ 車内の機銃レールは、3分割されたプラパーツにて再現。
 ・ 車内中央部の対空用の機銃マウント(?)には、無線アンテナの基部が付けられた状態が再現さ
  れています。
☆ 初期の放熱筒を再現した 「M2 重機関銃」 1丁と、空冷式の 「M1919 A4 機関銃」 2丁が付属し
 ています。
 ・ 「M2 重機関銃」 の銃口はスライド式金型により開口処理されています。
 ・ この機関銃は車内に巡らされた機銃用レールに、マウント部分を含めて自由に配置できます。
 ・ 車体後部に取り付ける折畳んだ状態の各種機銃架のパーツが用意されています。
☆ フロントウィンドーや前照灯のガラス部分を再現するクリアーパーツが付属しています。
☆ 各部のディテールや管制灯ガードなどを再現するエッチングパーツが付属しています。

  これを読むとメーカーの意気込みを感じるし、パーツのキレも良い。ホビーボスのキットって親会社のトランぺッターが作っているから、そう造り難くもなさそうだし、「完成できない病」 のリハビリのためにもイッチョやってみっかぁ!。
では、また。

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