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Channel: 村の模型屋のブログ
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零式水上観測機一一型(ハセガワ)④ : 主翼の工作

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  台風21号の通過に伴い、関西地方の各地では信じられないような被害がいくつも出ています。様々な被害をもたらしながらも、今のところ河川の氾濫など多数の死傷者を出すような災害は起こっておらず、それは不幸中の幸いと言えるかも知れません。この台風は南及び東側に大きな強風域を持ち、台風の中心から500以上離れた当地でも、外へ出ることをはばかられるような強い風が終日吹き荒れておりました。

  そんなことも言い訳にしながら、昨日は一日中家に引きこもって模型三昧、零観の製作を続けていました。

イメージ 1
これは一昨日(4日)の写真で、胴体に下翼を取り付けたところ。

  胴体と下翼の接合部は嵌合がきつく、そのままでは下翼中央の水平部分がハの字になり、極端に言うと逆ガル翼のようになってしまいます。そこで、胴体側及び翼側の接合部を慎重に削り合わせる必要があるんですが、これには相当な時間がかかりました。

イメージ 2
   胴体側接合部の垂直面を
 削っていくとフェアリング部と
 翼との段差が大きくなり、フ
 ェアリング部分も削ることに
 なりますが、ここは平面では
 ないので耐水ペーパーの細
 切りを重ねて丸めてショリシ
 ョリと・・・。赤矢印で示したよ
 うに下翼裏側のパーツも胴 
 体と合いませんが、全部の
 接着が乾いてからにします。


イメージ 3
   右側フェアリング下部のズ
 レは左側より大きいですが、
 こちらも知らんぷりしてフェア
 リングと翼の接合部の修正
 を先に・・・。








イメージ 4
ここから先は昨日の仕事で、修正なった下翼に支柱を立て、上翼を載せました。

  ここで、翼間支柱の角度がピタリと決まり、上翼もスンナリ嵌ってくれると楽なんですがそうはいかず、ワァワァキャァキャァ喚きながら 付けたり剥がしたりを繰り返してようやくここまで来ました。それでも、翼と支柱の間に大きな隙間ができるので、緩く輪ゴムをかけ、時間もかけてジワジワと整形中です。

イメージ 5 左翼側の翼間支柱下部












イメージ 6 右翼側の翼間支柱下部












イメージ 7 左翼側の翼間支柱上部












イメージ 8 右翼側の翼間支柱上部


   ゴムバンドをきつくするな
 ど更に力をかける手もありま
 すが、翼の変形が怖いので
 あとは瞬着を流すぐらいで
 終わりにします。



では、また。

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