73式小型トラックの仕上げに2週間もかかってしまいましたが、それも何とか終わらせて目出度く完成したので、楽しい次回作の検討に入っています。セクストンⅠにはまだ戻れないし、キャタピラものもイマイチ食指が動かない、ということで次もジープでいこうかなと思い始めています。
それには理由がありまして、こんなパーツがあるのを忘れてたんですワ
。

ブラックドッグの“U.S.Jeep Airborne befor drop accsessorles set”っちゅう長ったらしい名前のレジンパーツで、2014/5/2に購入しました。タイトルを要約すれば 「ジ
ープに積まれた降下前の空挺部隊用装備」 ということで、早い話が後方で空挺部隊の支援のために荷物運びをしているジープが出来上るってことですか?。
なんとなく詰まらないシチュエーションではありますが、山と積まれた空挺部隊の装備品が珍しいですよね。わざわざ 「降下前の・・・」って断っているぐらいだから、「降下後の・・・」っていうのもあるのかと思って調べてみると、ちゃんとありました。でも、そっちは荷物にシートが掛けられてよく見えないのに値段が高い
。まあ、後から判ったことですけどね。

で、このパーツを使うとなれば、トレーラー付きのジープ(ウイリスMB)が必要になる。「トレーラー付きのジープといったらアレとソレがあったはずだけど・・・、アレはこの前見かけたけどソレは暫く見てないよな~」 なんて、ブツクサ言いながら在庫棚やら押入れやらを大捜索。そうしているうちに、各社のジープのキットがあちこちから顔を出しました。そこで、この際、米軍ものを中心に我が家のジープコレクションを纏めてみることに。
最初のアレってのがコ
レで、タミヤの初代ウイリ
スMBです。これがリリー
スされたのは1972年で、な
んと46年前
。モケジイ

のようなオールドファンに
は懐かしいキットです。
当時のモケジイは、花も
恥じらう16歳?。模型屋で
ゲットして、即、製作開始。
車体の大まかな部分は
特に問題なく組めたと思い
ますが、ブローニングに取
りついている機関銃手が

手に限らず、全てのフィギ
ュアのポーズが箱絵と全く
違っていて 「キィィ~っ!」
ってなって、最後は色も塗
らずにポイしたような・・・。
だから、これは2個目。
左の写真は、横浜のホ
ビーアルマダという模型店
のサイトにあった 「パパゴ
ジラ」 さんという方の作例
で、40年近く前に作られた
とのこと。
は2体しか使っていません
が、キット付属のものを使うならこれが無難ですよ。
ブローニング12.7㎜機
銃の銃口を明けた以外は
素組みとのことです。ウル
サイことを言わなければ、
車体そのものは今でも充
分通用しそうです。
きのソレがコレ。1982年?
イタレリからリリースされた
ものです。
3体入っているフィギュ
アはタミヤと一緒であれで
すが、車体の方はそこそこ
の出来で雰囲気良いです
よ。ただ、装備品の類は全
く付いておらず、トレーラ
ーの中もスッカラカン。従
って、どこかから調達する
必要があります。
(2012年5月以前)に作っ
たタミヤの1997年完全リ
ニューアル版ウイリスMB
(左)とイタレリのそれとの
ツーショットをお目にかけ
ます。右が 『1/4トン・ユ
ーティリティトラック』 の名
で2009年に新製品として
イタレリからリリースされた
ものです。
これは、同社
のコマンド
カー(ヨーロッパ仕様のSA
Sジープ)をベースにして
いるため、フロントグリル
の縦桟がカットされ、ランド
ローバー似のフェンダーを
付けているので、前面の
印象がだいぶ変わってい
ます。さらに、長距離偵察
用の大型通信機、ブロー
ニング12.7㎜重機関銃、ワ
イヤーカッターのパーツが
追加されていますが、車
体はウイリスMBそのもの
このキットは 2009年10
月に香港のドラゴン社直
営模型店で入手したもの
ですが、例によって王様 T
社からの横槍が入り、日
本では正規輸入ができな
かったんじゃないかな?。
タミヤのリニューアル版と
比べると細かい点で見劣
りしますが、これはこれで
良いんではないかと ・・・。
空挺装備運搬用 ジープ
生産計画を進めるのであ
れば、改造ベースはこれ
で決まりですね。
― (その2)に続く ―