5月1日にドラ・イタ混成のM4A1[76]Wを完成させて以来、何もする気が起きず、その後は手が止まったままです。一年中がGWのようなモケジイですが、模型を作ってその製作記をブログに認(シタタ)めることが自分に課せられた使命(換言すれば仕事)と思っているため、皆さんが休みの時期はモケジイもなんとなくお休みモードになるんです。
ところで、4月29日の記事に 「次回作はセクストンⅡを小改造してナンチャッテ・セクストンⅠを作りたい」 というようなことを書きましたが、その後で通販サイトを検索していたらこんなものを見つけました。
2012年にリリースされたドラゴンのShermanⅢDV, Early Production(キット№
6573)です。前述のセクストンも英軍の迷彩塗装繋がりなので、そういう意味ではこれも良いかと・・・。このキットは、私のシャーマンコレクションの穴でもあります。
英軍呼称ShermanⅢというのは、ディーゼルエンジンのM4A2のことで、ボディ
ーは前部傾斜装甲板の乗員フードに直視ビジョンブロック(DV)が付いた初期型。ならば、ボギーはM3リーから引き継いだⅠ型VVSSに、ノーズカバーは3ピース型に換えたいところです。
「キットはAmazonでポチればいいけど値段がそこそこするし、Ⅰ型VVSSはどうするかな~?」 なんて考えていたら、これ↓があったのを思い出しました。
ドラゴンのM4 DV(キット№6579)です。こちらはガソリンエンジンなので、A2とはエンジンデッキ、車体下部エンドパネル周りが全く異なり、ボディーエンドパネルの形状と角度も違います。しかし、DV付きの初期型ボディーに3ピースギアハウジングを装備しているので、ボギーをⅠ型VVSSに換えて1枚上の画像の塗装をすれば、容易?に北アフリカ戦線のイギリス軍“Sherman Mk.Ⅰ”が出来上がる
。で、Ⅰ型VVSSはどこから調達するかというと、これ↓を使います。

ドラのU.S.M4A1DV(キット№6404)ですが、下周りをシャーシごと上のキットと入れ替えれば良さそうです。このキットは同じものが二つあるので、ボギーが変わっても大丈夫。シャーマンは何でもアリなんです(ほんとかよ?)。
それともう一つ、順序が逆になるけど、M4A1[76]Wの製作中に思い付いちゃったのがコレっ!。
違法行為だからネタ元は言いたくないけど、マニアには有名なTVドラマの1シーンっす。
上の戦車の後ろ姿がコレっ!。渡渉用吸排気ダクトをフルに装備したM4A1です。
どのエピソードだったかは忘れましたが、コマンダーは 「オマハビーチから来たんだ」 とドヤ顔で言ってました。それにしても、どちらの写真も臨場感が溢れていてイイっしょ?。
“月刊グランドパワー 2008年1月号、特集 : M4シャーマン(2)”より転載。
この写真は、1945年1月7日、フィリピンの首都マニラの国会議事堂前を進撃する米陸軍第754戦車大隊所属のM4A1。1枚上のA1は中期型のようですが、こちらはハッチの開き方からみて後期型のようです。これなら、美ボディーにすっかりほれ込んだイタレリのキット改造でいけそうです。
パーツの調達っていうか使い回しの便を考慮すると、先ずは、アスカのⅠ型VVSSセットを使ってセクストンⅠを作り、そこで不要となった初期タイプのⅡ型VVSSをこっちに回す。このA1は、イタレリ・M32のシャーシとボディーにセクストンの余りボギー、タミヤの砲塔、既に部品取りと化したイタレリ・M3“U.S.MARINES”のダクトを組み合わせてデッチ上げる
。

かなりの大改造になりますが、一番問題になるのはイタレリのボディーにタミヤの砲塔を載せるところ。これさえ上手くいけば、後は何とかなる(かも?)。
上のイラストは、CONCORD社の“D-Day TANK WARFARE”から転載したノルマンディー上陸作戦に参加したA1。ボディーはおそらく中期型なのでアスカのキットを使えばOKですが、マニラのA1を作るとダクトが無くなるし、75㎜砲の防水カバーも無い
。

なんか、シャーマンネタはいくらでも思いつくな~
。

では、また。