昨日に引き続き、下周りの工作です。
先ずは、ハンブロール№75 Bronz Green の塗装が終わった車体下部と足周り全体に、最近お気に入りのターペンタインで2倍程度に薄めた№29 Dark Earth を塗りたくります。今回はハードな汚しを習得すべく、思い切りよくベタベタと・・・。フェンダーを取り付けてしまうと筆が入らない場所があるんで、この段階でやっておく必要があります。
次は、前後面パネルへの細部パーツの取付で、前部はほとんど排土板の組立てと取付けで終わり。
後面パネルには、トーイングフックをはじめ細かなパーツを組み立て、取り付けていきます。上部の左
右に2組、縦に並んだエッチングパーツは、ロシア戦車に付き物の丸太を固定するための金具です。
拡大したものがコレ。実際には、上下の金具の間に丸太を挟み(というか、押し付けておき)、下の金具から垂れ下がったベルトをグルっと上へ回して、ベルトの端を上の金具に引っ掛けて固定するようになっています。丸太の太さに合わせて微調整できるよう、下の金具にはベルトの端についている鉄の棒を入れる穴が5個あります。
実は、これがトラペ T-64 の第1トラップで、インストからは説明が完全に抜け落ちており、丸太を取り付ける時点で完成図がいきなり出てきます。このトラップについては、飲み会仲間の zhukov 閣下の記事(http://blogs.yahoo.co.jp/zhukov1945jp/folder/1053056.html?m=lc&p=3)にありましたし、エッチングパーツも入っていますんでご安心を。PE-A4,-5 が上下の金具、-2 がベルトのパーツです。折り曲げ線がモールドされている方を表にして、山折りしていくと上の写真の形になります。
因みに、これは去年作った T-72B 1990(トラペ)の留具。丸太の固定具なんて同じも
のを使っているのかと思いきや、戦車が新しくなったら、こっちも新型になってる!。
という訳で、ようやく下周りの工作が終わりました。次は、車体上部というか上面の工作に移ります。
では、また。