昨日は愛犬ルナが体調不良で一日中心配していたため、今日は自分がダウン。反対に元気にな
ったルナは、私が作業場の椅子に座って何もしてないとみるや、伸び上がって手にじゃれ付いてくる。これ、「一緒に遊ぼうよ~」 っていうサインです。それを無視してベッドに横になろうもんなら、ハゲ頭を舐めまわす。これじゃぁたまらん、少し休ませてくれぇぇ~っ!。
話は変わりますが、今日は60回目の誕生日、ついに還暦。あれっ、還暦って60歳の誕生日のことじゃないですよね?。電子辞書に訊いてみると、『還暦:〔干支(えと)が60年経つと一回りして、元にかえるところから〕数え年で61歳をいう語』 とある。つまり、今日とか今日から1年ということではなく、今年1年が還暦ということか?。
そうなると、前回の記事の 『村の模型屋-生誕60年記念作品- 第1弾』 というのは間違いやね。
正月から数えると、10作目だもんな。
2月末に地域の総会がありまして、宴会の席で一つ年上の村の重鎮から 「○○さん、還暦祝いのときにはやっぱり赤いパンツ穿くの?」 と訊かれました。「えっ、赤いパンツって何?」 と訊き返しましたが、それには答えずニヤニヤするばかり・・・。還暦祝いの席では、子供たちから贈られた赤烏帽子と赤いちゃんちゃんこを着るっていうことは知っていたけど、赤いパンツは知らないな~。
件の重鎮氏は300年前の元禄時代、この地に最初に入植した2軒のうちの1軒、崎〇一族の末裔で本家筋の惣領息子。その人が言うんだから、赤いパンツはこの地方の風習なのか・・・?。
因みに、赤烏帽子とちゃんちゃんこの赤色は血の赤、即ち生命力を表すとされ、「これからも元気で長生きしてね」 というような意味があるそうです。してみると、赤パンツの意味は言わずもがな・・・。やっぱり、かつがれたみたいだな・・・
。

で、秋の懇親会で会ったとき、重鎮氏に 「あなたも、赤烏帽子とちゃんちゃんこですか?」 と訊いてみると、「今どきそれはないよ。僕は赤いセーターをもらったよ。」 とのお答え。なるほど、赤い物なら良いのかと納得した次第。
余談ですが、「オヤジの好きな赤烏帽子」 っていう言葉、知ってました?。これ、「うちの父ちゃんは赤い帽子が好き」っていう意味じゃないですよ。もう死語になっていると思いますが、「偉い奴の言うことに逆らってはいけない」っていう意味で、「全く部長ときたら無茶言うよな~。でも、オヤジの好きな赤烏帽子だからな~。」 なんて感じで、サラリーマンの大先輩たちが使っていたらしいです。
独り身の私にしたら誕生祝いとも還暦祝いとも無縁なので、午後から一人誕生祝&還暦祝
ということで外出。先ずは、茨城県を中心にチェーン展開している和食ファミレス 『坂東太郎・旭店』 へ。「ここは一つ、祝い膳などを・・・」 とはいかず、最大限奮発して穴子(アナゴ)天セイロを注文。

皿にそそり立つ大きなアナゴの天ぷらに、ナス、インゲン、マイタケ、カボチャの天ぷらがついて、それに冷たい板そばがセットになったもの。坂東太郎名物の板そばは一人前が300gもあるんで、それだけでも良かったんだけど、今日は自分へのお祝いってことでつい・・・。
久々の外食で美味しかったけど、案の定、量が半端ねぇ~。最近、麺類は100gでも多いぐらいなんで・・・。悲しいかな、明治生まれのおばあちゃんに育てられたモッタイナイ世代の私にとっては、食べ物を残すのはタブー。やっとのことで胃の中にしまい込んで、次へ・・・。
次は、何か赤い物を買わなくちゃと思い、入った店は洋菓子店・・・?。でも、ありましたよ。
リンゴのケーキ。ねっ、おもいっきり赤いでしょ。
という訳で、坂東太郎の穴子天セイロとリンゴのケーキで、〆て約2,000円のお会計でした。3時過ぎに穴子天セイロを食べたおかげで、夕食はリンゴのケーキのみ。それでも、充分カロリーオーバーだな。
では、また。