Ｍ４Ａ１Ｅ８ Sherman （タミヤ改造） 番外編 ： マークの話

そのときチョイスしたデカールがコレっ。

　 タミヤ・６１式キットに付属の第３戦車大隊第３中隊の赤いライオン。これはこれで悪くないんですけど、なんも考えずにマークを砲塔の真ん中付近に貼っちまったし、エア噛んじまった・・・。

引きの画像にしてみるとこうなるんですけど、これじゃぁちょっとね～。

　 という訳で、やり直しを決断！。やり直しったって、「同じマークはないしどうすべぇ」 と思っていたら、アスカの別売デカールの中に同じ第３戦車大隊のサソリのマークを見つけた。実は私、蠍座生まれなもんで（関係ないか？）、「よっしゃ！、これこれ」 と喜んでチョイス。

　 先ずはセオリー通り、デカールの上にセロテープを貼り付けてヒッペがそうとしましたが、エアを噛んでいるところはともかく、ガッチリ密着している部分が一向剥がれない。それではと、ガムテープで剥すことも考えましたが、ガムテープは粘着力が強すぎて塗膜ごと持っていかれることもあり得る。そこで、次は養生テープでネチネチとやりましたが、一部は残りました。

　 タミヤの鋳造肌の表現（特に米軍車輌）はおとなし目が多いんですが、Ｍ１スーパーシャーマンのそれは、車体共々、今までになく深くてペーパー掛けしてもポツポツと残る始末。最後は下塗りのダ

ークブラウンをスポット塗りし、乾燥後にダークグリーンでドライブラシ。これを２回ずつやっていたら、１日かかってまった。

で、まあ、なんとかリカバリー。っていうか、貼り直し成功。

　 ここで、ちょっとした疑問が沸き起こりました。この手のマークは大戦中からそうですけど、大隊のシンボルと中隊のそれを表していると推測できます。ライオンとサソリがあるってことは、それらは中隊マークなのか？。するとバックの３本線が第３戦車大隊のシンボルか、と納得しかかりましたが、なんとなくモヤモヤしたんで調べてみたところ、第３戦車大隊のＨＰにこんなことが書いてありました。

　 『赤獅子（レッドライオン）の由来 ： 創隊以来、大隊のシンボルとして 「日の丸」 と 「サソリ」 を使用していましたが、昭和53年に各中隊の伝統、団結及び士気高揚のため、各中隊毎のシンボルマークが誕生しました。その後、昭和56年の今津駐屯地創立29周年から現在のレッドライオンと３本線を戦車の砲塔に表示するようになりました。ライオンは、百獣の王であり、圧倒的な強さの象徴として、また３本線は第３戦車大　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 隊を表しています。』　

 　ということで、サソリもライオンも、更にはバックの３本戦も含めて第３戦車大隊のシンボルマークのようです。なんだか重箱の隅をほじくるような話で恐縮ですが、こういう事が気になりだすと眠れなくなる性格なんで・・・。

では、また。