また台風が来てますね。そのせいか、今日はザッと強い雨が降ってはすぐ止むの繰り返し。南風とともに、すさまじい湿気が襲ってきます。台風13号は、午前０時の段階で和歌山県・潮岬の南方170㎞にあって、時速40㎞で北東方向へ進んでいますが、台風本体と前線の影響により、西日本と東日本の各地で局地的に記録的な大雨が降っています。
閑話休題、前回の記事をアップした後でカリスマシャーマンフリークのＭ浦君からメールが届き、「ノルマンディー上陸作戦に続くフランス戦時、75㎜砲型のＭ４はイギリス軍ではほとんど使われていない。従って、イラストからは判別不能ながら、ＭＢ・フィギュアセットの箱絵（↓）に描かれたシャーマンは、ディーゼルエンジンのＭ４Ａ２又は車体が延長されたＡ４ではないか。」 とのご指摘（ダメ出し？）を戴きました。う～ん、やっぱりそっかぁ～・・・。
「ない」っていわれるものを無理やり推し進めるのも、どんなもんじゃろのぉ～。それに、この寄せ集めシャーマンに多くのフィギュアを載せることには、ワシゃ最初から反対だったんじゃぁ？。何故って、バーリンデンのレジン砲塔にモールドされた、良い感じの鋳造肌が隠れちまうだろがぁ！。
とまあ色々迷った末、当初（何が当初か解らなくなってるけど）の方針どおり、この作品は戦車単体で完成させることに。これまで幾多の困難を克服してここまで来たんだから、とにかく完成させることを目指しましょう。
という訳で、昨日は最後に残った砲塔の工作を進めました。
砲塔右前部にサイの角のようなものがありまして、根元の黒い線となっているところでパーツを繋ぐんですが、この部分の厚みが0.5㎜ぐらいしかありません。これをイモ付けしたんじゃ、あっという間に折れること間違いなし。で、最近、目がショボついてきたせいですっかり出番がなくなっていた0.3㎜のピンバイスで慎重に穴を開け、同径の真鍮線を植えて補強しました。角度がおかしかったり、継ぎ目の修正が未だだったりして汚い画像ですが、久々に出来たんで嬉しくて載せちゃいましたよ。
砲塔も、ＯＤ色のパーツは全てタミヤのＭ４初期型のものです。
バーリンデンの砲塔が事後変形で縮んでいるのか、コマンダーズキューポラが少し大きく見えます。
しかし、この部分のレジンパーツは無く、キットのものを使うようになっているので致し方ありません。
空挺部隊の分隊長が名残惜し気に座っています。彼らは泣く子も黙る米・101空挺師団の兵士ですから、塗装をＯＤ単色にして米軍戦車にすれば何の問題もなくコラボできるんですけどね・・・。
これで、一応、組立終了で次はいよいよ塗装なんですが、アップリケアーマーをどうするかとか積荷をどうするかとか細々した部分の考えがまとまらないし、フィギュアセットとのコラボ作品の方も時間的余裕がなくなってきたんで、一旦ストップして次へ行こうかと思います（またお蔵入りの予感？）。
では、また。