アカデミーのM10が基本塗装の乾燥に入った一昨日辺りから、M3リーの2個イチ(アカデミー+ドラゴン)モデリングに取り掛かりました。先ずは、ドラゴンの下周りの組立てから始めます。
これは、ドラゴン・M7プリーストのインストのファーストステップ、VVSSボギーサスペンションの組立図です。各パーツのキレは良く、転輪など色を塗りたくなくなるほど。
これまでに組み立てたものの中では、後期型も含めて出色の出来ではないでしょうか。ただし、ドラゴンの常として、もう一つインストが解り難いのと、若干の組み難さは相変わらず残されています。
組立ての手順は、先ず、転輪を挟んでサスアーム(D3、D7)を接着し、更にこのブロックを挟んでコイルスプリングを取り付けたボギー裏側(D5)と表側(D4)を接着することになりますが、このときにリターンローラー(D2)をD5に接着してしまうと上手く組めません。ボギー裏側のブロックをサスアームの間に落とし込むようにしながらボギー表側と合わせ、リターンローラーを挟み込んでいくことになります。
もう一本手が欲しくなるようなこの作業をスムースに進めるため、コイルスプリング(D10)の基部前面を斜めに削ったり、表裏のボギーに付いているリターンローラーのシャフトを切り詰めておくなどの工夫が必要です。また、インストではパーツD1の接着位置が不明確ですが、これはコイルスプリングの下に接着しておきます。
で、片側のみ組み上がったボギーを車体下部に取り付けてみました。
ボギーの車体への取付けはダボとダボ穴ではなく、車体下部にある枠状のモールドにボギー裏側のパーツを被せるようになっています。1枚上の写真はボギーと車体とを接着していませんが、嵌合はすこぶる良く、微調整なしでも綺麗に並びます。
拡大すると、結構アラが目立ちますね。
特に、転輪トレッド部の中央は少しヒケていて、ペーパーがけぐらいではパーティングラインが消えません。ここは、やっぱりパテ盛りってことですが、時すでに遅し。う~ん、どうすっかな~?。
では、また。