昨日、午前中は晴れていましたが午後からは曇が拡がり、明日は雨になりそうなので3時頃から庭でゴミを燃やししておりました。そろそろ終わるかなという頃になって、庭の隅に薩摩芋(サツマイモ)が捨てられているのを発見!。
同居している従兄の奥さんが近くの農家からいただいたものだと思うけど、複数の農家から同時期にいただくのと調理に手間がかかるんで、全部は食べきれない。で、残りはポイ。
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そして、もう一つがコレ。小さな画像ですが、この写真からはランチャーそのものに大きな仰角がかけられているようにも見えます。これは、Steel Panzers WW2 というゲームの解説(http://www.geocities.jp/grypf276/unit/tank.html)の中にありました。
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薩摩芋って、煮ても蒸しても天ぷらにしても食べられますが、一番美味しいのはやっぱり焼きイモ!。捨てられた芋の山の中から手頃な大きさのを1本ひっつかんで、そのままんま熾火(おきび)の中に放り込んでしまいました。本当は、濡らした新聞紙に芋をくるんで更にアルミホイルで包んでということをすれば良いんですけど、熾火とはいえ紙ゴミを燃やしただけなんで火保ちの方は期待できず、悠長なことはやってられない。
その後、選挙の期日前投票と買い物に行き、1時間ほど経ってから帰宅して取り出してみると、ほんのり温かい程度。アツアツで湯気が立ち昇るような訳にはいかず、少々硬い部分もありましたが、恐る恐る試食に及ぶと結構甘くてそこそこの美味しさでした。
前振りが長くなりましたが、閑話休題。M4A4の方は基本塗装の途中ですが、昨日はやる気が起こらず開店休業状態。そこで、最初から気になっていた本車の生い立ちと所属等について、ちょっと調べてみました。
先ず、気になったのが、砲塔の左右にロケットランチャーを2基装備した本車が実在したのか?ということ。まさか、ナンチャッテじゃぁないでしょうけど、構造的にランチャーの仰角は変えられない(ということは、射程距離が固定される)ようですし、一度に2発のロケット弾しか発射できないようだし、次発装填は外から人力で行うしかない。数十発のロケット弾を斉射できるカリオペならいざ知らず、こんなのが戦場で役に立つのか?、もしかしたら試作車両じゃないのか?、という疑問が湧いてきたんですワ。
キットのインストは普通のA4の説明だけで、この辺りのことは何も書いてない。とにかく、実車の写真を探そうとネット検索してもなかなか見つからなかったんですが、やっと2枚見つけました。
その一つがコレ。確かに砲塔横のランチャーが写っていて、左側にはロケット弾も付いています。写真を良く見ると、砲塔右側のロケット弾が装填されていない方のランチャーはほぼ水平になっているように見えますが、ロケット弾の付いている反対側は仰角がかかっているように見えます。一番後ろのステーのところで仰角を調整できるんですかね?。この写真は、シャーマンⅤCというタイトルの記事(http://www.geocities.jp/yoyuso/sherman/firefly-u.html)から拝借したんですが、記事中の文字が全て化けていて、詳しいことは解りませんでした。
その後、本車のキットを作られた複数のモデラ―の記事から、コールドストリームガーズ(Coldstream Guards)近衛歩兵連隊で使われた車両であることが判明。同連隊ではM4A4(シャーマンⅤ)のみならず、A4ベースのファイアフライⅤCにもロケットランチャーを装備していたようです。ブロ友の皆さんから、ドラゴンのファイアフライには余剰部品としてランチャーとロケット弾のパーツが入っている、という情報をいただいていますが、それらを捨てずに取り付けてしまっても間違いではありません。
さらに、コールドストリームガーズ連隊で検索しましたが、Wikipedia には歴史的な記述ばかりで、ロケットランチャー付きのシャーマン戦車のことはサッパリ・・・。ところで、このランチャーとロケット弾ってどっかで見たことがあるなと思っていたんで、今度は 「イギリス軍、60ポンドロケット弾」 で検索。すると、こんな写真がありました。
やっぱり、このロケット弾(RP-3)は、イギリス空軍の戦闘爆撃機・ホーカータイフーン(上)とその後継機テンペストに搭載されていたものでした。Wikipedia の RP-3 のページ(http://ja.wikipedia.org/wiki/RP-3)には 「戦車での使用」 という項目もありましたので、以下にその内容を転載します。
1945年、イギリス軍のシャーマン戦車の中には砲塔の両側に各1基の60ポンド (27 kg) 弾頭ロケット弾を装備した車輌があり、「シャーマン チューリップ」 と呼ばれた。これらは第一コールドストリームガーズ連隊の戦車によるライン渡河で使用された。このロケット弾が装備された車輌には通常のシャーマン戦車とより重武装のシャーマン・ファイアフライ戦車の双方が含まれていた。
このロケット弾は、固定陣地から発射されて羽に風流がほとんど当たらないような場合の正確度はかなり低かったにもかかわらず、その60 lb 弾頭の破壊的効果により戦車搭乗員からの評価は高かった。
ということで、本車の来歴と所属がやっと判明し、併せて、イギリス軍のシャーマンの多くに装備されたものではなく、コールドストリームガーズ連隊、それもライン渡河作戦のみで使用されたらしいことも解りました。
キットの箱絵、当初、これはマーケット・ガーデン作戦の一コマかとばかり思っていたんですが、実はライン渡河作戦だったんですね。これで納得、ようやくモヤモヤが解消いたしました。
さて、所属部隊まで特定できたんで、是非、その部隊マークを貼りたいところです。コールドストリームガーズ連隊のマークは、エンブレムの中に目のような模様が描かれた特徴的なもの。えっ!、それって、もしかしたらこれか?。
これ、2013年9月14日に完成したタミヤのデザートシボレーです。荷台後面パネルに燦然と輝く赤縁付きのエンブレムが、まさしくコールドストリームガーズ連隊のマーク。このデカールは、タミヤのクロムウェルのものを流用していて予備はなし。
でも、クロムウェルの在庫がもう1台あるんで、そっちから貰うかと思っていたら、勘違いで他にはなし!。デカールのためにまたクロムウェルを買うのもなんだな~、とか考えていたらモチベダウンして昨日は開店休業・・・。また、モヤモヤっていうかイライラ再発やぁぁぁ~っ!。
では、また。