昨日は12時に早々と?就寝したんですが、なんか流れ星が自分に向かって落ちてくるような悪夢を久々に見て、午前4時に目が覚めてしまいました。
ところで、M51の塗装は未だ下塗り段階で、昨日の時点でこんなもんす。
砲塔は下塗りのハンブロール №98 Chocolete、車体上部はその上に №118 US
Tan をウォッシングした下汚し状態です。車体下部は、以前組み上げた段階で下塗り及び自家調合した基本色(シナイグレー)を塗装済みだったんですが、基本色のレシピはもはや忘却の彼方・・・。で、やむを得ず、Chocolete を上塗りして元に戻し、№29 Dark Earth でウォッシングした状態です。
ここで浮上してくるのが、シナイグレーの問題。以前は、上の写真の砲身部(アカデミーの成型色)のようなかなり緑がかった色というイメージでしたが、そうではないという意見もあって謎とされていました。そこでネット検索してみると、緑がかったサンドっぽいものから、ほぼグレーという感じのものまで色々。マニアの方の作例を見ても、これまた色々・・・。
これらの写真は、Google の画像検索結果から集めたものですが、一次データの出所はご勘弁を。
まあ、写真の色なんて相当いい加減で、特に銀塩写真のフィルムだと背景の色や天候によって影響されるため、単純に比較できるものではないんです。それから、年代によってイスラエル軍が塗装色を変えた可能性もあります。
それならそれで、アバウトモデラーとしては 「俺シナイグレー」 でいくかとも思ったんですが、その前にメーカーの指定色はどうなっているかということも調べてみることに・・・。
最新版のM51をリリースしているタミヤはといえば、カラーガイドのA及びB(第三次中東戦争時)についてはタミヤカラー・TS-46(ライトサンド↓)の指定でした。
また、カラーガイドC(第四次中東戦争時)の指定色は、XF-20(ミディアムグレー)とXF-57(バフ)を1:1で混合ということで、こちらは2枚上の写真のような色になろうかと思われます。
決定版といわれるモデルカステンからは、シナイグレー(1)と(2)が用意されているようです。
こちらはシナイグレー(1)で、最近の車輌に塗られているものらしいです。
結局、緑がかったシナイグレーがあったかなかったか?、という謎の答えは出ませんが、IDFマニアじゃないんでこの件はこれでお終い。
で、基本色の問題が解決したかといえば、さにあらず。だって、ハンブロールにはシナイグレーなんて色はないんですから。かくなる上は似た色を探すか自家調合しかないんですが、以前、緑がかった色を調合してアカデミーのM60に塗ったところ、気に入らなくてポイ・・・。
今回は、これならいけるかも?、と目星をつけていた色がありまして・・・。
それが、コレっ!。№83 Ochre (黄土色)です。
下塗り前のバーリンデンのレジン砲塔に直塗りしたもので、Chocolate の上に載せると若干色が変わると思いますが、まあ、良いんじゃないでしょうか?。これが、吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る!。
では、また。