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Channel: 村の模型屋のブログ
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またまたまたまた玉崎神社

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 過日、「志ん一」 さんという方から、5月13日付の 『またまたまた玉崎神社』 の記事に対し、19日に次のコメントが寄せられました。

 向拝、子引き龍の子龍の頭取付 
 親龍、及び子龍の髭取付
 親龍火焔の取付
 上手木鼻、阿飛龍の取付
 過日修復しました。機会があれば、再拝してご覧下さい。

 なっ、なんという吉報!。大好きな玉崎神社の失われた子龍の頭が、ついに修復されたんです。これは直ぐにでも参拝に行かねば・・・ と思ったんですが、ここ2,3日は日差しが強すぎて・・・。
 しかし、今日は朝のうち雨で、その後は曇天で気温も低い。今日を逃す手はないと判断し、愛犬ルナをお供に引き連れ、3時頃からまたも玉崎神社詣で。

イメージ 1
ドキドキ、ワクワクしながら向拝に近づき、先ずは全体が収まる位置でパチリ。

イメージ 2
こちらは5月12日の撮影ですが、上の写真では丸印のところに何かいるゾ~。

イメージ 3
更に近づいて中央部のアップ。いや~、確かに子龍の頭が付いてます。

イメージ 4

 修復されたと聞いて嬉しかったのは確かですが、ちょっと気になるのが全体がどういう姿になったかってこと。新しい材料を使えば、他の部分との差が歴然となる。それをごまかす(失礼)ため、大杉神社の彫像のように極彩色に塗られてしまっていたら、私としては興ざめなんだがな~、なんて思っていました。
 でも、上の写真で解るとおり、子龍の頭は他の部分と同様の風化具合。元々は全体的に彩色されていたものが、長年風雨に曝されて奥まったところ以外は色が抜けている状態です。
 神社のサイトでは、子龍の頭がないことについては何も触れておらず、その経緯については想像の域を出ませんでした。どなたかのブログに 「子龍の頭は失われている」 と書いてあったことから、何らかの理由で壊れて取れてしまった頭を紛失したのか?、又はそれを何者かに奪われたのか?、などと勝手に邪推してたんです。
 これも未確認ですが、本当は約300年前の元禄時代に建造されてかなりの年月が経って壊れたものを神社がちゃんと保存していて、修復のときを待っていたようですね。機会があれば、この辺のことを神社の方に訊いてみたいです。

イメージ 5
他にも髭やら火炎やらが修復されたようですね。これらは新しい木材で色が違
っていますが、生木のままなら10年もすれば風化して同じようになるでしょう。

イメージ 6

イメージ 7

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イメージ 9
しつこいようですが、色々な角度から見てみると、今日は心なしか親龍の表情が柔らかいような・・・。

イメージ 10

イメージ 11
忘れてましたけど、親子龍の右側にある阿形の飛龍も一部修復されていました。

イメージ 12

イメージ 13
こちらは左側の吽形の飛龍。何度見ても迫力があり、畏敬の念を禁じえません。

 何にしても、目出度し目出度しで、今日は本当に佳き日でありました。貴重な情報をお寄せいただいた志ん一さん、本当にありがとうございました。
では、また。

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