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“砂漠のホタル” ShermanⅢc Firefly(アスカ改)⑦ : 車体の追加工作

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  今朝も寒かったですね。当地の最低気温は1℃ で、かろうじてプラス。朝7時に目覚めたときの室温は9℃で、室温が一桁というのも久しぶりな気がします。

  アスカ・ニコイチの“なんちゃってボタル”は、前々回までに車体の工作を終えました。ただし、あくまでもインストどおりならばということであって、北アフリカ戦域におけるイギリス軍の車輌にするには少し足りないものがあります。今回は、それらの追加工作を致しました。

イメージ 1

イメージ 2

  追加工作の1つ目は、北アフリカ戦域のイギリス軍では一般的なサンドスカートの取付けです。サンドスカート本体は、余剰部品としてキットに入っているんですが、取付基部のパーツとか取付方法とかがよく解りません。それで、本体と車体上部とを仮組みしてみると何とかなりそうだったので、取付基部はスッとばし、両端部のパーツのみを強引に接着しちまった。でも、これが間違いの元で、後々まで尾を引くことに ・・・ 

イメージ 3   真横からの写真では良い
 ように見えるんですが、フェ
 ンダー付近はもうガタガタ。
 あっちゃぁぁ~、またやってし
 もたぁ~っ 
   サンドスカート付きのイギ
 リス軍シャーマンは何度か
 作りましたが、この辺が上手
 くできたためし無し 


イメージ 4   こっち側は、パテ代わりの
 瞬着流しと削正で何とかなり
 そうですけど、・・・









イメージ 5   反対側は、もう絶望的!。
 黄線で囲った部分の隙間は
 大きく、瞬着流しぐらいでは
 どうしようもない
   あ~ぁ、またプラ板の細切
 りを挟んで、パテ盛り・削正
 の日々が続くんだろうな~。






イメージ 6   右側のサンドスカートの最
 前部を正面から眺めてみる
 と、外側へ傾いて付いている
 のがよく解る。このパーツ、
 サイドの後の方と最終ギア
 ハウジングとの接点ぐらいし
 か車体との接着箇所がなく、
 ここの歪みに気付かず、接
 着を急いだのがポカの原因
 と思われます。
   これ、きれいに直せるかな
 ~?。

  まがりなりにもサンドスカート前後のパーツが付いたら、次は中央部のパーツといきたいところですが、これが3㎜程度短くて全然合いません。そこで、中央部を外した状態(最初の2枚の写真)にするか全部外すかしかなくなるんですが、サンドスカートの中抜きってあるんですかね?。

  追加工作の2つ目がコレ、17ポンド砲のトラベル・クランプです。

イメージ 7

  ファイアフライのトラベル・クランプは、標準型ではエンジンデッキ後方に装備していますが、M4ベースのⅠcの中にはオリジナルの車体前面のトラベル・クランプを使っているケースや、現地改造のものを前面に装着しているケースも見られます。ということで、本作品では車体前面の乗員ハッチの真ん中に取り付けました。
  それから、インストにはないものの、余剰部品の中にある予備キャタをその下に取り付けましたが、履いているものとはパターンが違ってしまいました

イメージ 8   この写真は、ガリレオ出版
 ㈱刊,グランドパワー 2004
 年2月号(Vol.27 №2) [特集
 /シャーマン ファイアフライ]
 に掲載されているM4(ハイ
 ブリッドボディー)ベースのフ
 ァイアフライ(Ⅰc)で、例に
 よって無断転載したもので
 す。この車輌のトラベル・クラ
 ンプは、ベースになったシャ
 ーマンオリジナルのものを使
 っています。



イメージ 9

  こちらも同誌にあったもので、車体はA4ベースのⅤcと最もポピュラーなものでありながら、エンジンデッキ上の標準型トラベル・クランプを廃し、現地改造による簡易型を車体前面に装備しています。この簡易型トラベル・クランプは、砲の上に被せてロックする部分がないようですが、キットのパーツとは符合します。本作品のトラベル
・クランプの位置は、これをモチーフとしています。
では、また。

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