1.秋の日の椿事
昨日からついに師走(12月)に突入しました。とはいえ、このところ昼間は連日ポカポカ陽気で、とても師走とは思えません。師走の声を聞くと、極楽蜻蛉のモケジイも何となくソワソワしてくる今日この頃であります。
少し前に戻りますが、去る11月27日、毎度おなじみの袋公園で、ちょっとした椿事(チンジ)が起こりました。
ン太君(純血ブルドッグの♂、5
歳、体重30㎏超)に会いました。
づいたルナは、早速、ご挨拶のチ
ュー。
の鼻先でクルクル回って歓喜の舞
を踊ります。ケンちゃんも、それを
愛おしそうに眺めている。
と、まあ、ここまではいつもと同
じ行動でした。
その後、クロちゃんという名のフレンチブルドッグ(♀)を連れた40代半ばぐらいのご婦人が現れ、ルナはそっちに興味が移ったらしく、ケンちゃんの傍を離れました。私も、初めて見るフレンチブルだ
ったので、飼い主のご夫人としばし犬の話などをしていたところ、15mほど離れたところにいたケン
ちゃんのパパさんが 「すいませ~ん、(自分の)犬を抱き上げてくださ~い!」 と怒鳴る声が聞こえました。
何事かと思いそちらを見ると、リードから離されたケンちゃんがのっしのっしと近づいて来るではありませんか。慌ててルナを抱き抱えましたが、そのとき、ケンちゃんとの距離はもう3mもありません。
ケンちゃんが私達の方に来るのか、クロちゃんの方に行くのか気が気でなかったんですが、どうもこちらがターゲットのよう。よもや噛みつかれることはあるまいと思いましたが、30㎏を超える小学生並みの体重故、ケンちゃんは遊びのつもりでも、飛びつかれでもしようものならただでは済みません。
身体を固くして身構えていると、ケンちゃんはゆっくりと伸び上がって私の太腿の辺りに顔をスリスリしただけ。その直後にパパさんが追い付き、リードをつけてチョン。いやぁ~、緊張の一瞬でした。
ケンちゃんに初めて会ったとき、「私も触れますか?」 とパパさんに訊くと、「機嫌の良いときは触れるけど、暑くてイライラしているときや興奮しているときなどは危険。飼い主の私でも噛まれることがある。」 と言われ、今までケンちゃんに触ったことはありませんでした。しかし、愛犬ルナの大のお気に入りということもあって、会うたびに 「ケンちゃん元気~」 とか 「今日は涼しくて良かったね」 と優しく声をかけるようにしていました。そのおかげで、ケンちゃんとの人犬(ニンゲン)関係も深まり、大事に至らなかったのではないか?とも思います。
この一件から、ケンちゃんに対する私の興味と好感は一層深まりました。ケンちゃんも十分な愛情を注がれて飼われていると思うので、決して危険な犬ではなく、案外、人懐っこい犬だと思いますが、例の強面(コワモテ)のせいで表情が読み難いだけなんです。
2.袋池の夕景(二題)
ケンちゃんとのスッタモンダがあった27日は、こんなに素敵な夕景が見られました。
いつもの日没直前の光景ですが、この日はほとんど無風状態だったので、対岸の風景が鏡のような水面に逆さまに映っています。右端には、桜橋(人道橋)の途中にある東屋の影が水面にくっきり映し出されています。
そして、翌28日、15:43の画像がこちら。
この日は雲が多く、僅かに風もあって水面が若干揺らいでいますが、素晴らしい写真が撮れましたよ。これ、2018年のベストショット候補になること間違いなし。
では、また。