今日で9月も終わり、日に日に気温が下がっていますね。今朝、夜明け頃の当地の気温は、外気が18℃、作業場が21℃で涼しいのを通り越して寒いですよ。
タコム・M3リーの辛くて長い作業が終わったばかりですが、もう次の作品のことを考えています。M3リーで何度も心が折れそうになって疲れ果てたので、次はリハビリのため、キットの素性が良くてサクッとできるものにしたいですね。
前々作のグラントとリーの間にも、そう思ってレオパルドⅡを組み始めたんですが、タミヤとイタレリの2個イチでA4をデッチ上げようと思ったのが災いして途中放棄。今、そこへ戻るのはちょっと無理。
3日ぐらいで組み上がって、1週間以内に基本塗装ぐらいまで終わるようなものなかったかな~、なんて思いながら2階のストック部屋を物色した結果、気になるキットを3つ見つけて持って来ました。
① フォードGPA水陸両用車(タミヤ)
初リリースは、いつだったか忘れましたが、結構古いですよね。このパッケージのキットは、従来の車体にクルー3人を追加して2014年3月にリリースされたもの。
こちらが作例。サクッと作れそうだし、出来栄えもなかなか良いんじゃないっすか?。
車輌にはてんこ盛りの荷物を積んで、出来の良さげなクルーは普通のジープに乗せるのも良さそうです。でも、こんなに荷物を積んだら沈んでしまわないか?と心配になりますよね
。

荷物の塗装が面倒そうですが、これが一番早くできるかも?。ただ、クルーを下ろして荷物満載にすると、トラック然としてなんとなく緊張感に欠けますね。
② M5A1(タミヤ)
このパッケージは、迫撃砲を撃っている歩兵を追加して最近リニューアルされたもの。
我が家の在庫は歩兵が付いていないタイプ。このキットの初リリースは、1977年4月でなんと40年前のこと
。我が家の在庫のパッケージも古色蒼然としていたので、その頃のものかもしれません。

これにも、ブラックドッグの積荷パーツがありまして、良さげっす。
「これがいいかな~」 と思いながら、いつものように米軍キングTomさんのブログ(https://blogs.yahoo.co.jp/lailai7tom/folder/1042257.html?m=lc&p=7)を見ると、問題もあるようです。一つは、M3スチュアートの下周りをそっくり流用したため、アイドラーホイール基部の形状が違ってるってこと。
っくりない、っていうか形状が異な
る。また、その後方のブロックもA3
は角ばっているようです。
ここに拘るのであれば、タミヤは
やめてAFVクラブのキットを作れ
ばいいんですが、それじゃあ多分
リハビリにならない。まあ、ここは
目をつぶるしかないな
。

因みに、この画像はタミヤのパ
ッケージを拡大したもの。箱絵には
正確な形状を描いといたから、気
になる奴はそれ見て改造しろって
か?。田宮ぁ~、そりゃね~だろう
よ~
。こういう事って、他にもあ

りましたよね。
それから、画像はないけどキャタピラがヘン!。キャタピラ片同士を繋ぐリンクが隣のコマとの間にかかってない。実物だったらキャタピラが繋がっていない状態になる訳だが、これは、同社のM3リー
/グラントも同様で、モーターライズに対応するために仕方なくこういう構造になっているそうな。
この問題をクリアするには、カステン、AFVクラブ等のバラキャタを使うか、知らんぷりしてバックレるかの2択しかありません。我が家にはAFVクラブのT36E6(後期型)というバラキャタがあるんで、この際使ってみたいんだけど神経がもつかどうか・・・。
③ バレンタインⅪ(まっ、マケット じゃぁぁ~っ!)
いやぁ、とっくに捨てたと思っていたんで、お宝発掘な感じ。ただ、マケットだからなぁ・・・。
バレンタインMk.Ⅺって、威力不足の2ポンド(40㎜)砲をオードナンスQF75㎜砲に換装して対戦車戦闘にも使えるようにしたもので、通常の戦車型としては最後のモデルみたいです。しかし、時すでに遅しで、自走砲部隊の指揮戦車としてのみ使用されたらしい。
という実車の歴史はどうでもいいんだけど、ヘナチョコな感じのバレンタインシリーズの中では一番カッコイイ。しかし、悪名高い?マケットのパーツだけで全部組もうとすると、相当な困難とストレスが予想され
、これまたリハビリになりません。

そこで、リリースされたばかりのタミヤのMk.Ⅱ/Ⅳ型と首をすげ変えちゃう。車体の細部が違うかもしれないけど、細かいことは気にしないナンチャッテ改造
。バレンタインの車体を利用したアーチャ

ー対戦車自走砲が12月にリリースされることがタミヤから発表されたけど、このMk.Ⅺは他社から出て来るか?。どこからも出る予定がなくて、改造するなら今しかない。これ、みんなには内緒な?。
そういう訳で、②で行こうと思うものの、③もすごく気になる。ここは、悩みどころだな。
では、また。